© 2018 by TOMOKO OKABE

しっかりしなさい

February 10, 2018

こんなことがありました。

どうしてお母さんはそんなに怒るの?

僕は子供なんだよ、子供だからできないことだってあるよ、大人は子供にやさしくしなくちゃいけないんだよ!

「いいことと悪いことに子供も大人もありません!しっかりしなさい!」

 

そう思ったけど、こう言い直しました。

「最近、こうちゃんがさえちゃんに怒るのを見るのがママは悲しいの。さえちゃんダメだよ、ダメだよ、もう一歳なんだからしっかりしなさい、って言って怒るよね。ママは「あらあらさえちゃんはいけない子ね」と言いながら、怒らないのに。」

でもそれは、息子は自分が怒られているから、妹に同じことをしているのかな、と思った。だからこういった。

 

「わかった。ママもこうちゃんに怒らないから、こうちゃんもさえちゃんがいけないことしても、「さえちゃんは赤ちゃんだから仕方ないね」って言って許してあげてくれる?さえちゃん、赤ちゃんなんだよ、まだ何もわからないの。だから、優しくしてあげてほしいの。ママも、こうちゃんは子供だから、優しくしてあげるから。ママも約束する。怒ってごめんね。」

 

こんなこともありました。スーパーで車の形をしたショッピングカートに乗りたいと。その気持ちを満たしてあげたいな、と娘は抱っこしながら息子は車に乗せ、買い物を終えましたが、かなり無理がありました。自分からこうちゃんカートに乗っていいよ、と言ったのに、やっぱりお兄ちゃんには歩いてほしかったなという本音が。

親の私のほうが、子供らしい子供の気持ちを大切にしたいという気持ちと、どんどん成長していってほしい、という気持ちとの間に決着をつけられず、振り子のように振れている。子供らしいところが可愛い。だけど頼もしいお兄ちゃんでいてほしい。どっちも本当。だけど、妹が生まれて、ついついお兄ちゃんであることに過度な期待をかけていたんだな、と思う。息子はもっとしっかりしているはずだ、と。目の前のお兄ちゃんもまだこの間まで赤ちゃんだったのに。

子供でいてくれる時間はきっと私が想像するより短いんだと思う。

そう思ったら涙が出てきた。

大人と子供の間で引っ張られたら、これからは子供のこうちゃんを優先してあげよう。無理に大人にしないように。自然に大人にはなっていくのだから。

今、目の前の愛らしさを大切にしよう。どんなことも人間らしいことなんだ。

ありのままを、大目に見てあげよう。

息子と大げんかして、そしてまた、ヨガを教えてもらった。

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August 16, 2018

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