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産後クライシスは脳のクライシス

February 10, 2018

産後のお母さんは神経過敏です。腫れ物に触るようだともいいます。いろいろなことが、余裕がなく、あるいは初めてのことで、うまくできないと、人が自分を責めているように感じ始め、自分で自分を責め始めるのです。

自分を許せない気持ちは、そのまま人を許せない気持ちに転化します。自分を許せないから、ご主人の家事のやり方ひとつも気に触るのです。

妻は家事を手伝って欲しいわけではありません。育児も家事も一生懸命に頑張っている自分を褒めて欲しいのです。どんなかたちであれ「頑張っているきみを僕は大好きで、力になりたいんだ」という気持ちを伝えて欲しいのです。

ご主人の言い分としては「こんなに僕だって頑張って手伝っているのに、なんで妻は僕を評価してくれないんだ」ということになります。

人は誰もが、自己防衛反応をおこします。

危険にさらされると、自分を守るために、見たいものしか見なくなります。夫婦がお互い見たいものしか見ていないから、相手が見ている景色が見えず、すれ違いが起こるのです。

そこのところを父親学級で理解するステップがあれば産後クライシスの発生頻度や被害は著しく軽減されるはずです。 産後クライシス、それは夫婦それぞれが余裕がなくなり、相手のエゴを認めることができなくなることから起こります。

ヨガの教え、それは「自分の物の見方だけが正しいと思わないこと。別の考え方、別の物の見方もあることを理解しようとする気持ちを忘れないこと」そのために、逆立ちをしたり、足の間から向こう側を覗き込んだりしながら、違った向きから物を見る目を養う練習をするのです。

解決方法は、妻を休めてあげること、につきます。そういっても、小さな命を守るために常に緊張状態にあるのですから、神経がすり減っています。妻が変わってしまったのではなく、緊張状態が妻の神経の誤作動を引き起こしているのです。心の緊張も、体を楽にしてあげることでずいぶんほぐれます。一時間ちょっと赤ちゃんを預かり、マッサージで実質的に体を緩める時間などをプレゼントしてあげるのはいかがでしょうか。

 

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August 16, 2018

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